宮ノ下温泉

外国人の保養地として賑わった箱根・宮ノ下の歴史を辿る旅
国道1号線と138号線の分岐点周辺に広がる、歴史ある温泉地。
沿道にはおしゃれなアンティークショップやパン屋などが軒を連ね、クラシカルな横文字の看板が目に入り
ます。そのレトロな街並みは、かつて外国人向けの保養地として賑わった華やかな歴史を今に伝えています。
その象徴的存在と言えるのが、外国人専用の温泉宿として創業した歴史をもつ「富士屋ホテル」。
豊かな自然に抱かれたその周辺は、静養地にふさわしい上質な落ち着きをたたえています。
さらに、自家源泉を有し1日の入浴者を100名に限定した「楽遊壽林 自然館」では、広大な敷地に点在する
檜の露天風呂で贅沢なひとときを堪能できます。一方で、地元の人々に愛される素朴な共同浴場「太閤湯」のような親しみやすい湯処も健在。庶民的な共同浴場から限定感あふれる極上の湯、格式高い名門ホテルまで、多彩な温泉スタイルに出会える奥深い温泉地です。
宮ノ下温泉の特徴
箱根のほぼ中心部、標高約400〜450mの高台に湧き出る宮ノ下温泉。
箱根に数ある温泉郷のなかでも特に古い歴史を誇り、その源泉は室町時代に発見されたと伝えられています。
「宮ノ下」という地名は、熊野神社のお宮の下に温泉が開湯したことに由来し、江戸時代には大名や上流階級の人々が身を癒やす湯治場として栄えました。さらに明治時代に入ると、多くの外国人客を受け入れる格式
高い保養地として国際的な人気を集め、箱根の名を広く国内外へ知らしめるきっかけとなりました。
古い歴史と洗練された品格を兼ね備えた、日本を代表する名湯のひとつです。
- 泉質
- 単純温泉、塩化物泉
- 効能
- 疲労、婦人病、胃腸病