野沢温泉

野沢温泉で出会う昔ながらの湯の町情緒
軒を連ねる土産物屋の店頭から立ち上る、ふかふかとした“おやき”の湯気に誘われ思わず足が止まる
野沢温泉。近隣のスキー場や豊かな自然に恵まれ、年間を通じて多くの人々で賑わう温泉街です。
この街の魅力は、いまも温泉が人々の暮らしと深く結びついていること。江戸時代から住民同士が「湯仲間」という助け合いの制度で守り続けてきた13の共同浴場(外湯)は、湯の町ならではの素朴な情緒を醸し出しています。また、村の天然記念物でもある熱湯湧出口「麻釜(おがま)」で地元の人々が山菜を茹でる光景は、野沢温泉を象徴する日常の風物詩です。
かつて京都の天王寺蕪が野沢の気候によって変化し誕生したとされる野沢菜漬けは、地元で「おはづけ」の
名で愛されてきた名物。素朴なもてなしと温かな湯に包まれながら、古き良き日本の旅情をじっくりと
味わってみてはいかがでしょうか。
野沢温泉の特徴
新潟県との県境に聳える毛無山の山すそに広がる野沢温泉。行基上人や修行中の山伏、あるいは手負いの熊が発見したとも伝えられる、深い歴史を秘めた名湯です。江戸時代に飯山藩主の松平氏が別荘を構えて以来、
本格的な湯治場として多くの人々を魅了してきました。
この地では38本もの源泉から毎分1700Lという豊潤なお湯が湧き出しています。村が独自に「地下水源保全
条例」を設けて地下水の採取を厳しく規制しているため、今なお恵み豊かな自然湧出の姿が守られ続けて
います。
少し熱めで新鮮な100%天然温泉を心ゆくまで満喫できるのが、村内に点在する13カ所の外湯めぐり。
悠久の歴史と豊かな自然が育んだ至福の湯に身を沈め、至高の寛ぎを感じてみてはいかがでしょうか。
- 泉質
- 硫酸塩泉、硫黄泉
- 効能
- 神経痛、リウマチ、婦人病、胃腸病、皮膚病、糖尿病など