湯田中温泉

小林一茶が愛した風情あふれる信州の古湯
「やせがえる負けるな一茶これにあり」「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」――。
庶民の暮らしに寄り添い、温かなまなざしで多くの名句を残した俳人・小林一茶。その一茶が深く愛した
ゆかりの地が、ここ湯田中温泉です。
長野盆地の東端、志賀高原の玄関口に位置するこの温泉地は、かつて田んぼの中からお湯が湧き出たことから「湯田中」と名付けられたと伝えられています。昔ながらのこぢんまりとした宿が軒を連ね、どこか懐かしく素朴な温泉情緒が今もなお漂います。
かつて共同浴場番付で「東の湯田中、西の道後」と称えられたシンボル「大湯」の傍らには、「雪ちるや わき捨ててある 湯のけぶり」と詠んだ一茶の句碑がひっそりと佇んでいます。舞い散る雪と立ち上る湯煙のなか、俳聖が愛した名湯の温もりに浸る旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。
湯田中温泉の特徴
旧草津街道の宿場町として栄え、現在は志賀草津高原ルート沿いに位置する歴史ある温泉地。
その歴史は古く、天智天皇の時代に僧・智由によって発見されたと伝えられる伝統の古湯です。
街にはシンボルである「大湯」をはじめとする9つの共同浴場が点在し、地域の人々と宿泊客のみに開かれた
温かな湯巡り文化が今も大切に受け継がれています。数多くの源泉を擁し、湯処ごとに少しずつ異なる泉質や、豊富な湯量を誇る贅沢な源泉かけ流しの湯を堪能できるのが大きな魅力です。
志賀高原の雄大な自然を満喫した後は、少し熱めの名湯にじんわりと身を沈め、日頃の疲れを心地よく癒やす至福のひとときをお過ごしいただけます。
- 泉質
- 塩化物泉、硫黄泉
- 効能
- 神経痛、リウマチ、胃腸病、冷え性、皮膚病、糖尿病、美肌など